サスペンス要素もあるが、全体的にやさしい雰囲気で観たあと、あたたかい気持ちになる。とてもいい作品。
弁護士演じるチョンウソンの演技はさすが。「アシュラ」とは全く違うキャラで、何でも演じられるいい役者だなあと。
殺人の容疑者を担当する弁護士が、自閉症の少女と心を通わせる。
信念を貫くのをやめて現実と妥協することにした弁護士のスノ(チョン・ウソン)は、殺人事件の容疑者の弁護士に指名される。
彼は容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウ(キム・ヒャンギ)に証言を依頼する。
意思疎通が難しいジウに、スノは心を開かせようと努力するが…
弁護士が、徐々に自閉症の少女に心通わせる過程もいい。
その他結婚しろとしつこい父親、バツイチ子持ちの元大学同期の女性との恋愛がいいアクセントになり、バランスのいい作品で楽しめました。
「あなたはいい人ですか?」
ジウの言葉に道徳を教えられたようなそんな気持ちになった。