ここのところ駄作ばかりの邦画よりも韓国映画に惹かれる。
劇場で観たかったが上映館が少なく、レンタル解禁待ちになっていた本作をやっと鑑賞することが出来た。
正義を貫いて来た弁護士が出世欲にかられて宗旨替えした最初の事件は目撃者が自閉症の少女。
被告の無罪を信じて目撃証言を根拠のないものとして無罪を勝ち取るが何かスッキリせず良心の呵責に苛まれる。
結局控訴され、再び弁護することになるのだが…
最近は悪役が多かった主役のチョン・ウソン、カッコいい歳の重ね方をしている。
自閉症の少女役のコ、「神と共に」に出ていた事を思い出した。
子役出身らしいが演技が上手い。
こういう大真面目な作品を作って、本国では興行成績も良いとは流石だ。
邦画もアイドル主演の安直な作品ばかりではなく、骨太の作品も作って欲しいものだ。
その為には、私たちが劇場でもっと邦画を観なくてはならないだろう。