タカシ

ふたりのトランジットのタカシのレビュー・感想・評価

ふたりのトランジット(2017年製作の映画)
3.0
『大きい事はいい事だ』


私はアレクサンドラ・ダダリオのファンなのではあるのだが、不思議と彼女の作品は日本で未公開になることが極めて多い。
「ベイウォッチ」のように劇場未公開でもDVDスルーや配信で観られるのならまだしも本作のように完全に未公開になると観るのも一苦労なのである。

さて本作。

バカンスへ向かう飛行機内、女性二人のルームメイトの前に現れたナイスガイ。
飛行機は到着地悪天候のため、乗り換えで他の都市へ。三人は同じホテルに宿泊する羽目になったのをきっかけに、二人の女性はナイスガイを争って恋のさやあてに走るのです。

まあ他愛のないコメディです。
コメディなのですが、あまり笑えません。悪趣味にもおしゃれにも行けたはずのストーリーはどうにも中途半端。

ギャグは不発だし、お下品でもない。
これというなればサプライズもなければ、深い感動もない。
途中セックスシーンがありますが、女性はずっと上にタンクトップのようなものを身につけており、バストトップ見えません。
よくよく見れば監督は俳優のウィリアム・メイシー。
これはおそらく彼の習作なのでしょう。問題なく完成させる事が第一目標のはず。
また監督が俳優の気持ちが分かり過ぎるがゆえにヌードもなしになったのではないでしょうか。

もう本当に何処がいいのか、探すのも大変ですが、そこは主演二人のナイスボディさえ見ていれば、問題点はないでしょう。

ダダリオはすでにそのナイスボディが知れ渡っていますが、アプトンもアメリカのグラビアクイーンらしく、かなり大きいです。
歩くだけでポヨンポヨンと揺れ回ります。
眼福というやつです。
困った事に男はこれだけで多少点数が甘くなるってもんです。
だからこそこれにもう少しプラスアルファがあればと思わずにいられません。

わりと出演作が目白押しなダダリオちゃんですが、次回作はぜひ日本でも公開していただきたいものです。
セルBlu-ray(ドイツ版)にて。19.02.19
2019#011
タカシ

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