イイね、イイね、お馬鹿で笑かしてくれる。
80年代、ローティーンだったものとしては、ゴーストバスターズやグーニーズなんかのローティーン向けの映画で、映画への扉を開かしてくれたんだ。
そのマジックのかけらは、胸のなかに残ってた。子供に映画を好きになって欲しいと思っていたのだろう大人のおかげ。
この映画には、その80年代映画へのリスペクトが、ガジェットや演出、ストーリーの構成、テンポに至るまで感じられる。タメというか間が80年代映画なのだ。
それを作ったライトマン監督、彼のユーモアのセンスは、こうしたSF こそ、遺憾無く発揮されると感じさせる。
それは、まるで、クセのある料理を作るコックさんが、誰にも愛されるジャンクフード作ったら、こうなりますといった趣き。タレにこだわりがあるんだ。彼にしか作れないようなね。
