サンチャイルドさんの映画レビュー・感想・評価

サンチャイルド

サンチャイルド

2017年になり、約10年ぶりに映画の世界に埋没中。

昔の映画館で観た作品を記録する上で、軽く利用するつもりが、
あまりにユーザーさんのコメント力の高さ、目の肥えっぷりに
このSNSを見る事自体が楽しくなっております。
【マイルール】
DVDで観た作品の点数には0.1ポイントup
予備知識・影響無しに映画を観たい為、followingはしてません

映画(229)
ドラマ(0)
  • List view
  • Grid view

ジャッカルの日(1973年製作の映画)

3.8

鋭く切れ者の雰囲気の割りにオッチョコチョイな暗殺者とフワッとした雰囲気の割りに素早く、優秀な警察官僚のキャラ設定が面白い。また、ストーリーも時間が経つ毎にドキドキ感が増していく展開なのが上手い。

>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.1

えらく評判が悪いとだけは聞いていたが、「なんでなの?」

私が、生涯で1番好きな漫画「マスターキートン」のストーリー分野のような、現代社会の闇と歴史ミステリーがミックスした話は、大好物で、たまらない。
>>続きを読む

ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.9

大河ドラマの総集編みたいに、いいとこ取りでテンポが良い、変人伝記映画。ひとつひとつのエピソードは深くないが薄味にならないのは、このアンチヒーローキャラ設定の良さから。
道徳も倫理も、自由も愛もわかって
>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.1

発達障害の父を持つという設定が秀逸。綺麗事でない愛は、こう描くべきとお手本のよう。
同時に父娘モノとしても傑作。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.7

ポルノ撮影隊が疑似家族になっていくという発想の面白さ。

ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.8

ヒトラーの異様な強運を描く映画で、神さまなんかおらんがなと厭世観に陥っちゃいそうな映画。

それでも、何処かに人類の希望を託したくなるのは、勝てないとわかってても、私心を捨て、戦いに挑む人達がいたこと
>>続きを読む

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)

3.3

北朝鮮の理念と進撃の巨人の壁の中の世界観を足して創ったような、競争も希望も愛もなく、見せかけの平等と安定と生活だけが漂う世界に閉じ込められたことに疑問を抱く物語。
そんな広大で深淵なテーマを二時間でま
>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.8

脱出モノは、好きなんだよなぁ。改めて観ても、面白かったのに、何故か感想が出てこない。不思議だ。
うーん、主人公のキャラ設定がやや甘いのかな?アンチヒーローも同情もしにくいので、「逃げろ~」とあまり感じ
>>続きを読む

ブレイブハート(1995年製作の映画)

4.2

20年ぶり位に鑑賞。初見の際、友人達とビデオで観て、心ふるわされた「フリーーダム」のセリフが身内流行りしたっけ。

映像の良さは言うに及ばず、自由と愛と戦争を見事なバランスで描いており、物語としても面
>>続きを読む

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.3

見世物の世界の住人でありながらも、にじみ出るコリン・ファースのエスタブリッシュメントさが見ものの映画。いや、見世物になるには、逆に裏に魂の高潔さがいるのか。人を喜ばせる商売こそが最も素晴らしいんだから>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.2

今から40年近く前、幼稚園か小1くらいの冬休みあたり、テレビで観たのが最初。隣のビルへの脱出ロープウェイ大作戦の失敗が、鮮明に記憶に残ってた。
大人になって観ても、あのリアル感は損なわれていないと感じ
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

なんといっても、演技・音楽を主とした「画」の素晴らしさ。クイーンのこだわりの音作りのように、転がるタイヤや流れるトランクケースといった調度品のワンカットにまで、何かの暗示をも感じさせる、凝りまくった映>>続きを読む

みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.7

建築関係の仕事をしてみて、改めてみると、まぁこれだけ建築現場に現実にいがちなキャラと設定を、よくも見事に描いたもんだとひたすら感心。
逆にココリコ田中演じる、我が(三谷監督)の分身と思われるキャラのデ
>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.9

なんといっても脚本の良さ。
前回は「何をやろうとしているのかが分からない視点」の主人公を観客と重なる角度から、描いてあり(私はその点はストレスもあった。狙いと分かった後も。今回、同時上映で再鑑賞したが
>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.4

女子ボクシング、家庭に恵まれない二人という設定、「ム・クシュラ」「レモンパイ」というキーワード、人生の光と未来を信じたくなる世界観等が、残りの40分程度のテーマの為にあるという凄まじい構成。
そのテー
>>続きを読む

ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.9

映画「スタンドバイミー」の高校生版。隠遁者サリンジャーを探すストーリーってのは、これ以上なく惹かれた。しかも、実話ベースとは。

バディとしての女の子が、なんとまぁ素敵なこと。男が永遠に憧れ、寄り添っ
>>続きを読む

ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密(2017年製作の映画)

3.3

惜しいなぁ。実話とは思いがたいほど、面白い話が満載過ぎて、いくらなんでも二時間ではまとめられなかったよね感が拭えない。

奇妙に成立してしまったポリアモリー的三角夫婦関係、ワンダーウーマンの原案秘話、
>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

漫画ドカベンの「31巻」は、各登場人物の過去、人格の核となる重要エピソードを交え、それをプレーに反映させ、決勝戦を展開するという手法を編み出したが、この話も人の命を救った英雄像を過去から描く面白い構成>>続きを読む

インサイダー(1999年製作の映画)

4.5

金で正義を買える社会への怒りに満ちた作品。

こういうのを高校時代にでも見てたら、有り得ないジャーナリズムに憧れて、その憧れの炎に身を焼かれかねなかったろう。それほど、アルパチーノ演ずるつまらない大人
>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

4.4

まだまだお宝映画ってあるもんだなと。

ベースとなるストーリー、「殺し屋のお仕事にタクシー運転手が巻き込まれる」は、三谷幸喜なんかのコメディ映画の設定でも使いそうだけど、この映画の肝は、設定らよりも、
>>続きを読む

記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

3.8

この設定の面白さとサスペンス力にポイントアップ。設定にこだわらず、話の展開と映像に力を入れており、予想よりも面白かった。
残念なのが、ちょっと、話がまとめきらず、散らかったまま終わった感じもある。パー
>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.7

シュローダーヘッズ・渡辺シュンスケファンとして、役者のシュンちゃんを参観日に行く気持ちで、音楽のみに期待しての鑑賞。それが意外にこんなに心に打たれるとは。女子版「スタンドバイミー」的というか。

優等
>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

4.6

打ちのめされる映画。
アメリカの社会システムの根底を見た感じも。権力は必ず腐敗する、横暴となり、暴力化する。どんな聖者がそれを司っていても。
だから、その監視と対抗措置であるシステムを備えている。それ
>>続きを読む

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.3

90年代は、ロビンウィリアムスが、社会性あるテーマの映画を、アメリカ映画らしくユーモアたっぷりに身を演じてたなぁ。ユーモアと社会的テーマを両立させるのは、本当に難題だったと今にして思う。特にこの作品は>>続きを読む

プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.9

こういったビジネス紛争は、日本でもドラマでよくあったが(例:大型スーパーの出店への賛否とか)、意外にハリウッドでは珍しく興味深かった。特にシェールガスというのをアメリカ人が救世主が如く考えていること、>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.6

なんだかんだで、モテる男って、女に必死になれるかだよなぁ。日本の少女漫画やあだち充の漫画やらには、女にすかした奴や熱くなれない奴がモテるけど、大人の男でモテる奴は、行動力があるか、心を先に開いて見せら>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

135キロの何の変哲も無いど真ん中のストレートを気迫で、バットを空振りさせちゃうような映画。
典型的な展開の古いラブストーリーでも、胸に打つものがあったのが、正直自分でも理解できていない。やっぱ、好き
>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

4.1

世界を敵に回すような事を言うが、もしかしたら、この監督、このようなテーマやリアルな社会といった箍にはめた方が、焦点が定まり、彼の映像を作り上げる才能がスパークするんじゃないか?(お得意のファンタジーだ>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.3

ザ・橫溝正史ワールド・オン・スウェーデンって感じで、日本的なサスペンスを堪能。(聖書の部分は、こっちでは祟り・因習やな)
橫溝ワールドに不可欠な「名家一族」「身体的特徴あるキャラ」「おどろおどろしい性
>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.7

子供を育てているお母ちゃんには、魔法のような力が備わっている、誰もが「タリー」を降臨させていて…ジョジョの「スタンド」のように。男はそれに感謝しようぜっていう女性讃歌!
誰にでも分かる形でなく、一癖あ
>>続きを読む

アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2015年製作の映画)

3.8

米国版「海賊と呼ばれた男」
好きな人は好きなタイプの映画と思われるが、まさに私がその好きな人。

私的に関わりあるオイルビジネスというイチかバチか感(扱う金がでかすぎるので破綻と大成功が隣り合わせ)の
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.2

同調圧力を嫌ってるが、抵抗せず飲み込まれる。自尊心が低くて、自意識は過剰。
こういう典型的な日本人を成長しない恥ずかしい人、それをガキというのだと思う。

愛情を外に放り出せないが為、愛情が持つ「毒」
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

人類が知っておくべき逸話。暗号が解けてからの一ひねりがポイント。ラストシーンの美しい言葉もこれを聞くだけで観て良かったと思わせる力があった。
ただ、暗号を解く時間を現在として、未来の逮捕劇は、全て現在
>>続きを読む

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

3.7

「あれ?ボンドもう代わってるやん?」と軽くショックを受けたことが記憶に。(当時はそういった情報も一般的ではなかった。今の洪水のような情報量からは信じられないが)

とはいえ、ニューボンド、ピアーズブロ
>>続きを読む

007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

3.7

間違いなく劇場で観たはずだが、記憶に薄いんだよなぁ。痛みを感じない男が出たはずだが。(後年、実在する人もいた事を知る)

ピアーズブロスナン・ボンドが最後ってのは、当時は知らなかったなぁ。「ボンドまた
>>続きを読む

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

3.9

初の劇場007。マジモードの007に面食らったが、こんなんもいいよねとは、思った。同タイプのダニエルクレイグ版のリアリティあるボンドは、前評判から全く触手が動かなかったが。

その後、あんなに長く劇場
>>続きを読む

>|