kyoko

ウィンター・ブラザーズのkyokoのレビュー・感想・評価

ウィンター・ブラザーズ(2017年製作の映画)
3.4
闇が目にキツイ。
鉱山の轟音が耳にシンドイ。
心の準備がない状態でのライフルパーン!が心臓にわるい。

白の世界に浮かぶ窓枠や林立する針葉樹がまるで抽象画のよう。こういう感じはとても好み。

ブラザーズ、と銘打ってるけれど物語の中心は兄よりも弟エミール。彼の子どもじみた振る舞いが苛立たしくもあり不気味でもあり。
ライフル背負って丑三つ村かと思いきや、え?それ?笑
でもそこにどこかホッとするのは、エミールに対して赦しみたいな気持ちを見出したいからなのかも。

あのマジックにビビりまくった自分が恥ずかしい(でもビックリした)。
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