久々に引き込まれる映画だった。
特に成田凌の目がすごい。静かに見つめているだけなのに、愛や罪悪感や悲しさ、寂しさ、怒りの感情がヒリヒリと伝わってくる。
しかし、ストーリー的には同じことを何度も繰り返してるだけだし、ゲイの願望を実現しようと無理に話を運んでるようにしか思えない。
ゲイがどんなに悩んでストレートになりたくても女性を愛せないように、ストレートな男性が男性を愛せるはずがない。(家族愛とか人間愛とかは別として)
また、主人公がクズ過ぎて共感できない。自分の寂しさを埋めるための都合のよい相手として、男も女ももてあそんでは捨てているように感じる。