マッサージ屋2号店

レディ・ジョーカーのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

レディ・ジョーカー(2004年製作の映画)
2.0
平成16年。
大企業“日の出ビール”の社長・城山恭介(長塚京三)が誘拐され身代金を要求する脅迫状が“レディ・ジョーカー”の名で送られてきた。
“レディ・ジョーカー”は物井清三(渡哲也)、刑事の半田修平(吉川晃司)ら5人で形成されていた。
物井清三の兄はかつて日の出ビールに勤めていたが、被差別部落出身で解雇されていた・・・。

高村薫原作作品。
原作は未読です。

グリコ・森永事件をモチーフにしているストーリー展開。
同じ事件をモチーフにした『罪の声』がかなり重厚で期待以上に良かったのですが、こちらは…正直何も心に響かなかったです。

入りは結構良さげだったんですけどね。
“レディ・ジョーカー”のメンバーそれぞれの人物描写が浅過ぎる。
せっかく渡哲也や大杉漣、吉川晃司、吹越満ら個性的な役者さんを揃えているのに勿体ないとしか言いようがない。

ラストも「へ?」みたいな展開だしねぇ。
とても残念な作品でした。