伝記は読んでるし、見る前から覚悟はしてたのだけど、序盤でオリン・キープニューズやドン・フリードマンが出てきたあたりから早くもムズムズしはじめ、ドラッグ漬けの日々、エレインや兄ハリーの自殺を経て、ラストトリオの最高傑作「パリコンサート」でピークを迎えた直後、「ザ・ピーコック」のスタン・ゲッツのむせび泣きを耳にした瞬間、こらえきれなくなって涙腺崩壊。あとはただひたすら静かに涙を流すだけだった。ジャズメンのドキュメンタリーは何本か見ているが出色の出来。エヴァンス・マニアは見逃すな。
△2019/04/28 アップリンク吉祥寺で鑑賞。スコア4.3
