ビル・エヴァンス タイム・リメンバードの作品情報・感想・評価

「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」に投稿された感想・評価

ビルエヴァンスの音楽と共に彼の人生を追うドキュメンタリー。過度な脚色・突飛な演出がなく、彼の周囲の人らの証言とジャズという情報量が端的で良かった。
鷲尾翼

鷲尾翼の感想・評価

4.0
【まとめシネマ】#281

【まとめ】
* 「孤独の呪い」
* 「スコット・ラファロ」
* ジャズを理解するならコレ!

本作は偉大なジャズプレイヤー・ビルエヴァンスのドキュメンタリー作品。

「孤独の呪い」を肌身で感じる!
本作を観ていると心地よいジャズの音楽もそうだが「ビルエヴァンス=孤独」という呪いのような悲痛な運命に刺さる。相棒を失い、恋人を失い、兄を失い、そのショックで薬物に溺れて、どんどん悲痛な苦しさが伝わってくる。

本作はビルエヴァンスのドキュメンタリーだが、その一方で「スコットラファロ」というベーシストも印象深い。

彼はジャズの歴史において、ベースの新しい弾き方を開発し、その唯一無二のサウンドを武器にビルエヴァンスと共にジャズ業界に大きく貢献した。しかし、25歳という若さで交通事故により亡くなってしまう。ぜひ本作を見るときにはスコットにも注目してほしい。

僕はよくジャズを聞くのだが、ビルエヴァンスの楽曲は特別で、優しくも軽やかでジャズのビターな雰囲気を感じながらポップな甘さも感じる。よく「ジャズ」というジャンルは難しいと聞くが、ぜひ本作を観てジャズの魅力・面白さを学び味わってほしい!
IZUMI

IZUMIの感想・評価

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ビル・エヴァンズの音楽を言葉で表すならーーー

「美しい。完璧。」

インタビューで何人かが口にしていた。

私も同様に彼の奏でる音楽と佇まいに惹かれて映画館に足を運んだのだけれど、薬物依存や恋人の自殺、盟友スコット・ラファロの事故死、そして最愛の兄の死など、プライベートはズタボロで大変な人生だった。

jazzって人生がそっくりそのまま音に表れる気がするけれど、常に彼の音楽は美しい。

「美と真実のみ追求しろ、他は忘れろ」
ビル・エヴァンズがトニー・べネットに生前伝えた言葉。

彼が残したアルバムに大切にしていたことが全て詰まっている。

鑑賞後、彼のアルバムを振り返って聴きたくなるそんなドキュメンタリーでした。
haruka

harukaの感想・評価

4.0
大好きなビル・エヴァンスの音楽をLIVEで聴くことはもうかなわないから、せめてもの極音上映へ

本人の没後に語られるインタビューから意外なエピソードも出てきたり、なんとなく好きだった Peri's Scope は当時の恋人ペリをテーマにしていたことがわかったり!楽しいひとときでした
やゆ

やゆの感想・評価

3.8
ビルエヴァンスの繊細で美しい旋律を映画館で体感できて良かった
もっともっとJAZZを聴こうと思った
akaden

akadenの感想・評価

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1番最初に好きになったジャズピアニストです。やっと観ることができて本当によかった。
Waltz For Debbyはまさに愛そのもの。

彼の人生を知ったことで、普段聴いている曲の印象がすごく変わった。鑑賞後、彼の人生にもし麻薬が無かったら…と考えてしまいました。

やっぱりピアノを弾いているときのあの猫背姿、好きだ…
Sarasa

Sarasaの感想・評価

3.5
知的で孤独で内省的。
waltz for debbyの、はじめてピアノを聴いたみたいな気持ちにさせられる澄んだテーマ。鍵盤に指を乗せると美しい音が鳴る事実への感動を、当然にしないためのヘロイン。
どんなに親しかった人が何を証言しようと、結局エヴァンスのことはエヴァンスにしか分かり得ないよなと思ってしまったけど、ただもう演奏が全てなんだとしたら、遺されたそれらに真剣に感性を使うきっかけとして、ドキュメンタリーにも結構意義があるかもしれない。
ピアノに人生を捧げた、というかピアノが人生だったんだろうな。
天才ビル・エヴァンス。
優しいタッチに惚れ惚れしました。

ヘロイン、コカインをあれだけやっても生き続けられたのは、それこそ神のおかげなのかと思いました。まだ、死んではいけないぞ!と…

美と真実の追求
自己中心的になるのは仕方ないか?

周りにはかなり迷惑をかけているんだけど、それ以上に心に突き刺さるものを残してくれたから、いまだに皆から愛されているんですね。

彼の作品のチェックポイントを教えてもらったから、レコードをしっかり聴き直したくなりました。
蛯鯛

蛯鯛の感想・評価

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おおむねよかったけれど、ジャケット→回るレコード→写真→ライブ映像→インタビュー画像→ニューヨークの夜景→ジャケット→回るレコード…と映像そのものがいささか単調だったように思う。
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