DUNEというと、カイルマクラクラン
主演、リンチ監督版が思い出されますね。
当時は優秀すぎる原作を、有名監督が
好きに料理して賛否両論な作品が
とても多い時代でしたね。
キューブリック、コッポラ、
リンチ監督などまあ作品は
別物になってしまうが、何せ
大物監督ですから面白い。
大抵のちに補完されたドラマで
原作者を宥めるようですが（笑）
大抵凡作に終わってしまいます。
さて、本作も例によって当時は
原作レイ○と散々でした。
難解すぎる原作をそもそも2時間程度の
映画にするにはというところですが、
映画としてキチンと出来上がって
いたため、私は楽しめたものです。
インパクトの高い映像に、
キャラクター。
何をしでかすかわからない恐ろしさが
ありました。
あれから何十年と経過し、
まさかポリゴンにテクスチャーを貼って
何でも映像化が出来てしまう
時代になるとは思ってもいませんよね。
ですので当時は絶対不可能といわれた
映像も作れてしまいます。
まさか素人がAI画像を作れてしまうまで
いくとは予想を大きく超えた事でしょう。
最近レビューより前置きが長くなって
しまうのはお爺ちゃん化が進んだから
なのか、すみません。
本作については、かなり酷評が
多いようですが、人気のシャラメを
主役に据えて、わかりやすい
作品となっていました。
リンチ版、ドラマ版より
はるかにわかりやすい。
なるほど、今年続編が公開されますね。
つまり時間にゆとりがあるわけです。
そこが落とし穴で、退屈に
感じてしまった方も多かったようです。
旧作ファンとしては、あの表現や
あのキャラをどうするという楽しみがあり、
最後まで楽しめました。
さて、2作目はどうなるか
シリーズ全てを観るのが楽しみです。
