Michihiro

DUNE/デューン 砂の惑星のMichihiroのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.6
2021年公開。配給はワーナー・ブラザース・ピクチャーズ。フランク・ハーバート原作のSF大河小説『デューン砂の惑星』を実写映画化。3部作の1作目で、原作の前半部分をほぼ網羅している。監督:デイヴィッド・リンチの『デューン/砂の惑星 』(1984年)のリブート版。監督は『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。主演はティモシー・シャラメ。その他出演者に「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤ、「アクアマン」のジェイソン・モモアほか。紀元102世紀末、宇宙で最も価値のある物質「メランジ」と呼ばれるスパイスの唯一の供給源であり、「デューン」の名で知られる過酷な砂漠の惑星アラキス。デューンを統治するアトレイデス家の後継者である主人公ポール・アトレイデスはある陰謀に巻き込まれ全宇宙から命を狙われる身となる。息を呑む程の壮大な物語に繊細な映像美、上映時間も155分と長く感じたが、これこそ映像化困難と言われていた所以なのかもしれない。『風の谷のナウシカ』との類似性は言われてみるとハッとした。

"生きることの意味など考えるな
大事なのは、生きていることだ
変化は立ち止まっていては
理解することはできない
事の流れと共に動き、
一体となり、共に流れるのだ"
Michihiro

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