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DUNE/デューン 砂の惑星のjamiのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.3
駄作とまでは言わないが、
耐えられないほどにつまらない。
プロット的に30分でやればいいことを3倍の時間をかけているが、一つ一つのカットが無駄に長いから当然と言える。
B級にならないよう(前作のようにならないよう)何から何まで工夫した結果、編集が冗長になったのだろう。品格にはゆったり感が必要だ。
設定説明を最低限に抑えているように見えて、本質的に説明的で象徴的な映画だし、ディティールが配慮的でありきたりでもある。ダンカンの最期とか、非常に陳腐。
何一ついいところのない映画だが、二作目がいいらしいので耐えた。
何も起きないのだ。本当に何も起きない。起承転結の起だけでは、起きたことにはならないのだと思った。何かが起きそうで、結局何も起きない。ザ・序章。
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