jamiさんの映画レビュー・感想・評価

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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

メタメタ。

万死に値する未熟な男性性や
愚民の何たるかを
語りたいのかもしれなかった。
それはさておき
愛のバリアが何を意味していたとしても
彼女たちは
必死のパッチだったんだ。
自由を手に入れた今
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

-

傑作な気がしてきた。

キャメロン節(女性主人公の力強さ)は彼の専売特許にしてはあまりにも普遍性が強くてズルい。結局リプリーも彼のテーマ性によってキャラ化してしまったと思うし、アリータという映画もそう
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.3

駄作とまでは言わないが、
耐えられないほどにつまらない。
プロット的に30分でやればいいことを3倍の時間をかけているが、一つ一つのカットが無駄に長いから当然と言える。
B級にならないよう(前作のように
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.3

史実ダイジェスト映像美、人間の愚かしさ、なんでみんな英語

市子(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

連続ドラマで例えると、「次週、最終話」というテロップが出てもおかしくないような、
そんな結末。いや、起承転結の結がないのだから、結末のない物語と言える。
『家族を思うとき』(2019)と同じで、意図的
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

続くんかい。

アーティスティックエンターテインメント。いや、エキサイティングアートか。これはアート。総合芸術。

完結したのはグウェンの物語。泣けるセリフがある。親の子離れ映画でもある。

ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

3.3

ゾンビものを怪物ものとして料理。
ワンオペ育児は大変。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ベラベラベラベラ。
ロシア文学か?
男性性の鬱屈、現実味のない愛情。
プラトニックなインセルエンタメ?
ラストはなんなん。

全体像がよく解らないけど、そこは良さとして感じられた。先が読めない。
この
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あまり期待していなかったので、これまで見てこなかったのですが、レミノ解約が近づき、ポイントを使って0円で見てみることにしました。

一言で言うと、複雑さがとても良かったです。ファミリームービーと言える
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

演技がどうもダメだった。吉岡さんと佐々木さんは良かった。構成がとても綺麗だった。まんまと泣かされた。

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

4.5

面白かった。
「蛇口」がキュートな、骨太サスペンス。奥さん綺麗。愛妻こわすぎ〜笑
タイトルだけは良くない。

スマイル(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

後半はギャグ。
妖怪屋敷。
まぁなんにせよ、暗黒大陸から持って帰って来ちゃったんだと思います。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ご本人が亡くなっていること、犯人が捕まっていること、アメリカが反省できる国であること、などの条件がなければ、この映画は単に、当時マスコミがしたことを、逆の立場から行なっているに過ぎない。主人公が「ちゃ>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

男は女の愛馬である。愛馬であれ。確かにそうだが、もっとオブラートに包むべきでは?

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.3

ダンサブル。
子供は残酷。

マリオと同じく、寄せ集め。新しさがスパイス程度の映画に、それほどの価値はない。もっと自由に作ればいいのに、そうはいかないわな。優等生映画を2本続けて見てしまった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.3

ワンピースも実写ではなく、こういう感じでやればいいのにね。
世界最高峰のCGは人形劇のような実在感。これを縦(ほしいまま)にできるNintendo羨ましい。
ストーリーや演出は非常につまらない。AI的
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.3

歴史修正主義的な設定はどうかと思いましたが、リップサービス程度のことでしょう。マンガだもん。マンガです。短い映画ですので、スコア4.5でも良かったですが、アクション映画はそもそも人を選ぶので3.3で。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

ドライブマイカーと似ている。メタポリコレな面もそうだし、裏設定が明かされない面も。結局、主人公が過去の女に執着していた理由を探りに2周目に行くかどうかだ。おそらく丹念に、見えないように
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画音楽はこうでなくちゃって感じ。ドラマチックでロマンチックな3時間。血は滴り、風が吹く。肩車最強‼️ 縦スクロールマンガみたいなエンドロールの横で流れるカフェオレのCM感のある映像の中に10人くらい>>続きを読む

ブラックライト(2021年製作の映画)

-

現在的趨勢に則った実につまらない作品。
AI的な脚本。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

今までのどんなアニメーションよりも野心的。

ポノックの予告編を見て、新しい感じがしたけど、影響下から抜けられていない感じもした。宮崎駿は自分の殻さえ突き抜けていった。

庵野秀明がエヴァを終わらせた
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

朝倉あきさんがおすすめされてたので見てみた。笑えて泣けて凄かった。
ままならないなあ。人間は。そういう映画だ。
ドンシンク。フィール。そんな映画でもある。
そして実にロックだった。二重の意味で。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.5

細かいことを色々語りたいが、やめておこう。実に素晴らしい映画だった。経営者は大変だなあ、という映画で終わらなかったと思う。ほんとにいい映画だったなあ。。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

普段シビリアンコントロールについて考える機会がないので、そういう機会をもらったと思えば、このような悪趣味な映画にも意味があるのかもしれないが、「軍人が暴走したらヤバいよね。大犯罪が起きたら隠蔽もしちゃ>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

何らかの種類の耐久力を終始、試された。私は耐えた。「キツい」と呟くとしたら50回くらい呟くことができます。出だしからキツく、コンスタントにキツいです。ジャンルは耐久映画です(?)。なぜ私は耐えたのか。>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

脚本うますぎ。書かなくてもわかることは書かない。こっちは様々なことを暗に汲み取っていくが、それが楽しい。
ジオキャッシング的に刑事は捜査にハマっていく。そういう話かと思ったらそうではない。展開の方向性
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トジコメ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「脚本家志望の学生作品の中の優秀賞」的な作品。アップルバターをモチーフに、可もなく不可もない構成力で、まとめきる。特にラストの「落下」は、派手だからこれしかないよなという感じ。それくらいテーマもクソも>>続きを読む

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

変な映画。
あのバレッタは、思いやりではなくて、償い続けろという呪いだろう。
殺人鬼を追うミステリと見せかけて、人を殺した側の罪の意識について描くという、なんともケッタイな構成。
トレーニングデイでも
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ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

帰国までは良かった。そこからが矮小化した。
とはいえ、繊細な脚本と演出は一級品。
明かされるネタはしょうもないが、
人間表現やサスペンスフルな仕立ては傑作と言っていい。兎に角、瑕疵は一つだけで、もう少
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クライシス(2021年製作の映画)

3.3

前半は主人公が誰かわからず、
また観るものを当事者にしようとする構成がプロットを消化しているだけの感じだったが、
中盤から予測不能になって
三者三様の決着もこれしかないという感じで、
社会問題を実直に
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.3

ワンパンマンの実写化は可能そうだとわかった。

AIが頑張ったら、これくらいは作れそう。ってことは。

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