原作、監督、脚本が男性とあって、どうなんだろと思っていましたが、女性の共感も多いようなので、鑑賞してきました。
あらすじとしましては、
雑誌の編集部で働く青子(二階堂ふみ)、同じビルで清掃のアルバイトをしているりほ(伊藤沙莉)、青子の妹で受験生のひかるが、
大事な時に限って現れる"生理ちゃん"に悩まされながらも奮闘する、群像劇となっています。
もう着ぐるみの"生理ちゃん"が出てきただけでそのビジュアルに笑ってしまいます。おまけに言うことがシュールだし。
でも時には(詳しくは書きませんが)心に響く言葉を投げかけて、背中を押してくれます。
意外にも感動して泣いてしまうシーンもありました。
"生理ちゃん"以外にも、"性欲くん"、"童貞くん"などが登場して、楽しませてくれます。
もちろん、二階堂ふみや伊藤沙莉の演技もよかったです。
世代的にオタクのりほがプレイするファミコンの『アトランチスの謎』や『一揆』は懐かしかったなあ。
確かにカメラワークや、脇役の演技、演出などに多少の粗さはありました。
でも笑えて、泣けて、女性への理解も深まる。
こんな素晴らしい映画は、なかなかないんじゃないですかねえ。
※追記
やはり男女の考え方の違いから、賛否両論あるようです。
女性の方の中には、納得できない方もおられるかも😅