このレビューはネタバレを含みます
自分にとって重要なことに気づく『お仕事系』ドラマかと思ったら、ガチガチの恋愛ドラマでした笑
どちらかといえば、『アバウトタイム』に似ている感じかな…
また、ビートルズの曲に関しても『世界の人々がビートルズを知らなかったら…』というもしもボックス的な面白設定のためのもので、『このシーンでこの曲…！』みたいなロケットマンとかボヘミアンラプソディのような曲萌、ステキ演出とかもあんまりなかったのがちょっと残念でした。
あと、『恋愛ドラマ』だからなのか、フィクションだからか、ちょっと設定の荒らさとかご都合主義的な部分もあり…
ツッコミどころも結構あります…
ラストシーンとか、そんな簡単な問題じゃないんじゃない？とか思ってソワソワしちゃいました。
そういう意味では恋愛ドラマ向いてないのかも…💦
ただエド・シーランは本人役で出てくるし、もちろんビートルズの曲は名曲揃いで、主演俳優さんも歌うまなので、見どころや面白ポイントは盛りだくさん！
このネット社会・SNS社会の現代でビートルズの曲を売るなら…みたいな「もしも」感も面白かったし、逆に曲は良くても時代的に受け入れられないものとかも、結構アカデミックで面白かったかも！
また、友人兼2代目マネージャーがデビューコンサート前に言うセリフには感動したな。
ただ圧倒的に私が恋愛ドラマに向いていなかったので、なんとなく終始「うーん」という感じ。
全体的に音楽系映画としても、恋愛ドラマとしても、人生のドラマとしても中途半端な感じがしちゃったなー。
ぶっ飛んだことを考えるなら、『ビートルズの存在を消して自分が新たな「ビートルズ」になろうと企んでいるヴィランとか、たまたまヴィランの先を越しちゃう主人公をヴィランが殺しにくるとか、ヴィランの思惑に気づいた主人公が世界を元に戻すとか…』みたいなアメコミ系アクションの方が向いてるなーと思ってしまった。
アメコミ系といえば、途中で出てくるマリブのおうちがスタークさんちでしたね！
