天才達が作ったものは永久だ。
ビートルズが結成されてから半世紀以上も経つのに、彼らの曲を
詳しくはなくても耳にしない人はいないだろう。
しかも全く色褪せない。モーツァルトやベートーベンの様に。
全世界で停電が起こり、その瞬間に事故にあったジャック。
全く無名だった彼がビートルズの曲を何気なく披露した瞬間から
瞬く間に大ヒット。
そこはビートルズを知らない世界だった。
有名になるたびに不安と閉塞感に苛まれる。自分の曲ではない、人の曲なのだから。そして、お金儲けの人達が群がってくる。
自分の思いは置いてきぼりにされ、自分という人間は商品になっていく。
きっと名声や富が手に入れるたびに精神が壊れていく気持ちも分からない訳ではない気がする。
大切な人が離れていく怖さ。
老人になっていたジョン レノンは
伝える。自分に嘘はつくなと…。
(そっくりです)
やはりビートルズは凄い!と思わざるおえない。
音楽だけでも楽しめる映画だ。