このレビューはネタバレを含みます
知識が暮らしを救う。
実話というところが素敵ですね。
風力発電できる風車が作れればモーターを動かして畑に水が引けるはず。
自転車のライトと学校の図書館で出会った1冊の本からウィリアムの挑戦が始まるが…
おそらく自身は学校に通うことができなかったため知識がない父親。
子供は学校に通わせてやりたいと優しい人だけれど、己の知識がないためにウィリアムの挑戦が信じられず受け入れることができない。
妄想とまでは言わないまでも、そんなできるか分からない無謀な挑戦より地道に真面目に働けと突っぱねてしまう。
そんな父親と息子の衝突から和解までがきちんと描かれていました。