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サイダーのように言葉が湧き上がるのtottsunのレビュー・感想・評価

3.7
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「サイダーのように言葉が湧き上がる」
ある夏の地方都市。チェリーはコミュニケーションが苦手な少年で、代わりに自分の思いを俳句にしていた。一方、矯正中の大きな前歯をマスクで隠すスマイルは、カワイイと思ったものを動画で配信し人気を得ていた。偶然知り合った二人は、バイト先に来たフジヤマという老人が思い出のレコードを探していることを知る。
公開時映画館で観たかったけど逃してしまった作品。
予告で見た時にその爽やかな雰囲気に虜になった。
季節は真逆だけど、Netflixでザッピングしてたら出てきて気軽に見始めた。
最初はちょっとぶっとんだ感じの色々な物事に戸惑ったりもしたけど、やっぱりこの独特なテイストの色味や色彩にかき消されて、そういうものなんだと納得させられる。
俳句は考えるのが苦手で「プレバト」とか見てると少ない音の中で、広がる世界観に夏井先生のツッコミが入ると「あぁー!」ってなるけど自分には難しそう。
だけど映画の中で出てくる俳句はやたらとフレッシュに感じた。
ストーリーも王道の青春もの。って感じだから気軽に見られる感じ。
爽やかな色味と爽やかなストーリーで相乗効果。
私的には☆☆☆.7かな。
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