あすか

ロボコップ ディレクターズ・カット版のあすかのレビュー・感想・評価

4.0
マフィアに殺された警官のマーフィーが、サイボーグとなって蘇り、悪党どもを粛正していく。

容赦ないバイオレンス描写がなんとも最高!

あらすじだけ見れば、ただのSF娯楽ヒーロー物なのに、そこらへんは一切手を抜かない。

敵は感情移入のしようもないクズなのに、何故だか魅力的に感じてしまう。

特にクラレンスとボブ!

この2人はすごい興味深いキャラだった〜



汚い大人の身勝手なエゴによって感情をなくし、彼らにとって都合の良い悪に粛正の限りを尽くす、、

これは果たして正義の番人と呼べるのか。

記憶をだんだんと取り戻していくマーフィーの姿にはなんとも胸が痛む。。

ヒーロー物という娯楽性の中に隠された、物語の深さ。


「時計じかけのオレンジ」的メッセージ性があると、個人的には感じました。
あすか

あすか