マフィアに殺された警官のマーフィーが、サイボーグとなって蘇り、悪党どもを粛正していく。
容赦ないバイオレンス描写がなんとも最高!
あらすじだけ見れば、ただのSF娯楽ヒーロー物なのに、そこらへんは一切手を抜かない。
敵は感情移入のしようもないクズなのに、何故だか魅力的に感じてしまう。
特にクラレンスとボブ!
この2人はすごい興味深いキャラだった〜
汚い大人の身勝手なエゴによって感情をなくし、彼らにとって都合の良い悪に粛正の限りを尽くす、、
これは果たして正義の番人と呼べるのか。
記憶をだんだんと取り戻していくマーフィーの姿にはなんとも胸が痛む。。
ヒーロー物という娯楽性の中に隠された、物語の深さ。
「時計じかけのオレンジ」的メッセージ性があると、個人的には感じました。