ひでG

SKIN 短編のひでGのレビュー・感想・評価

SKIN 短編(2018年製作の映画)
4.0
配信公開時から観た方が絶賛していた理由が分かりました。
まさに衝撃の20分!観た人の心に直接ぶち込んでくる作品です。

長編「SKIN」の前日譚だが、あの少年が長編の全身タトゥーのブライオンに直接繋がっているという説明はない。

でも、あれだけの体験をしたら、長編のブライオンのような人物になってしまうだろうな、と容易に想像できる。

憎悪や差別する心は、新たに倍加された
憎悪や差別の心を作り出してしまう。

○○だけの特権、
○○人は特に優れている。
一つの人種だけを讃えることは、それ以外の人種を下に見ることに繋がる。

観るまでは、このポスターの意味が分からなかったが、、
そうか〜、そうだったのか〜!

繰り返しになるが、20分で、これだけ衝撃的に、しかも、有機的な構成のストーリー展開も見事だ!

最高インパクトの、最恐の20分!

アメリカはどこに向かうのか、自らが差別を煽動するようなあの人物を再び選んでしまうのか、、

世界はどこに向かうのか、
そして、日本ではどうなのか、

争いが日常になってしまったこの2年間、
この無意味な争いは、きっと新たな差別や憎悪を生み出すに違いない。

23年の暮れに大切な20分の衝撃をぜひ!

(自分の基準では、短編は長編よりスコアを下げていましたが、)これは、短編史上の
最高点4.0です!
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