自分の存在意義を自己認識する物語。
という解釈で合ってるかな。
誰にも認識してもらえず、吹けば飛ぶような存在。多分、自分自身でもなんのために生活してるのか実感がない。そんな人もいるかもしれない、というかそんな時期があるかもしれない。それくらい今の日本は(もちろん差はあれど)豊かだと思う。
卒業する前に子どもができて、社会人になる前に子育てが目の前に立ちはだかった私には、ついぞ訪れなかったそんな時期。子どもには、子どもみたいな親に育てられ辛い時もあったとは思うけど、今思えばとてもありがたく、充実した20代だった。
話が逸れた。
そんな訳なので、想像するしかできない「彼」の心情。他者にも自分自身でも認識できなければ確かに透明人間だ。
リアルかつファンタジックな世界を、高く舞い上がったりハイスピードで疾走したりと、ダイナミックなアニメーションで、ショートフィルムながら楽しめました。
そしてラストにニコってなった。
game of thrones 最終章スタートにつき、映画を見るモチベーションがあまり上がらなくて、短めの、でもこんなクオリティの作品があるのはありがたい。