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透明人間のNYoLoのレビュー・感想・評価

透明人間(2018年製作の映画)
3.7
自分の存在意義を自己認識する物語。

という解釈で合ってるかな。

誰にも認識してもらえず、吹けば飛ぶような存在。多分、自分自身でもなんのために生活してるのか実感がない。そんな人もいるかもしれない、というかそんな時期があるかもしれない。それくらい今の日本は(もちろん差はあれど)豊かだと思う。

卒業する前に子どもができて、社会人になる前に子育てが目の前に立ちはだかった私には、ついぞ訪れなかったそんな時期。子どもには、子どもみたいな親に育てられ辛い時もあったとは思うけど、今思えばとてもありがたく、充実した20代だった。

話が逸れた。

そんな訳なので、想像するしかできない「彼」の心情。他者にも自分自身でも認識できなければ確かに透明人間だ。

リアルかつファンタジックな世界を、高く舞い上がったりハイスピードで疾走したりと、ダイナミックなアニメーションで、ショートフィルムながら楽しめました。

そしてラストにニコってなった。



game of thrones 最終章スタートにつき、映画を見るモチベーションがあまり上がらなくて、短めの、でもこんなクオリティの作品があるのはありがたい。
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