このレビューはネタバレを含みます
邦題がクソダサいが中身はメチャ傑作！！
強盗殺人犯vs刑事のバディ物 最後にライオンを狩り 勝者となるのは誰だ？
冒頭の手すりに置かれたタバコのシーンからもうこの映画なんか違うぞと感じられて期待できたし会話が冗長でダルいが独特で洒落てて目が離せない この普段なら冗長と思われるテンポがこの映画のスタイルで エンタメでよくある飽きさせないために前後を切ってしまうっていうのが無く 丸々写しててリアリティが凄く出てる だからゴア描写も自然と見せる 全部写してやろうっていう撮り方が基本かつ究極であると思うんだよね 張り込みしてる最中に美味しそうにチキンをクチャクチャいわしててタランティーノぽさあるしお返しのイビキもいい フィックスのカメラにドライに収めていく知的さは北野映画ぽい 無理のない可笑しみがじわじわ滲み出てるし しっかりエンタメしつつここまでリアルなのは凄い ザラー監督か名前覚えたぞ！
ふと関係ないけど一年前に見たハウスジャックビルドを思い出した ブルータルジャスティスの方が確実に痛い ハウスジャックビルドはこのように撮れば傑作だったのにと勿体ない気持ちが湧く
