Netflixで配信されている中国のSF映画。
太陽が巨大化し地球を飲み込む事態が起こり人類は絶滅の大ピンチ！そこで地球自体にエンジンを取り付けて別の恒星系まで移動しようと計画します。発想のスケールがデカいってもんじゃないです。
太陽の恩恵から外れるので地表は凍結。生き残った人類は地下都市に避難して２５００年の旅をしている。どう考えても被害は凍結だけじゃ～無い気がするが細かい事は無視しましょう。地上に出た兄妹を中心に物語は展開し、地震、エンジン停止、木星大接近！と次々にトラブルが襲って来ます。
SF的映像は国際宇宙ステーションに引っ張られて宇宙空間を進む地球、凍結してしまいすっかり変貌してしまった地上の様子とスケールがとにかくデカい。メカに関してはアメリカの最近のスタイリッシュなものに比べたら無骨でレトロではあるけど悪くないです。そのクオリティ自体もハリウッドSFと比べても遜色ない。
ベタではあるがストーリーの盛り上げ方のツボを心得ているし、危機また危機！で飽きません。登場人物もそれぞれキャラが立っています。大雑把に見たらやってる事は違いますが「アルマゲドン」っぽいです。
バカ映画だろうな～と期待せずに観たら意外に面白かった。ただSFオタクが観たらツッコミ所しか無いのでノレないかもしれない。それ普通に絶滅やろ？って機会ばかり出てくるので。マイケル・ベイやエメリッヒあたりの映画が大丈夫なら結構楽しめると思います。
