シガーandシュガー

女霊館のシガーandシュガーのネタバレレビュー・内容・結末

女霊館(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

これも理不尽系。特に何の罪とがもない夫婦が、夫の勤め先である大学が所有する物件に引っ越してきてから不幸なことがおこる。
最初は館に幽霊がついてるパターンかと思っていると、早い段階で、原因は「箱」にあるとわかる。
その箱の被害にあった夫婦は他にもあり、その生き残りの夫に話を聞きにいくも「妻を殺す」しかないという絶望的な解決策しか提示されず。
夫は他の手を考えると力強く答えるけれど、すでに妻はうっすらとあちら側に引かれている様子。
結末は妻の死とそれ以外のどちらになるのか、後半はそこが見所になるはずなのだけど、幽霊たちの襲撃や妻のおかしさが今ひとつで、そうなると夫の挽回は難しいだろうなあと思っていたらその通りのラストで残念。
もうちょっと頑張って欲しかった。箱の由来もいまいちはっきりせず、はっきりしないなりに「リング」くらいのこだわりを幾分か見せてくれても良かったかもしれない。立ち向かってダメであれば、「怨霊鏡」くらい色々対策してみても良かったかもしれない。せっかく夫が大学教授なので。