このレビューはネタバレを含みます
ギリシャ沖で沈没したイギリスの調査船には最新鋭のミサイル誘導装置ATACが積載されていた。引き揚げ作業を行なっていた海洋考古学者ハブロック博士(ジャック・ヘドレイ)が何者かに殺害される。その現場を目撃した娘のメリナ(キャロル・ブーケ)は復讐を決意。一方、東西均衡のバランスを崩しかねない事態に英国情報部はジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)を派遣する。
【シリーズ第12作目】中盤の目を見張るようなスキーアクションと海中アクション、そしてクライマックスの山岳アクションとスリル満点で飽きさせない。敵のアジトへ乗り込むのところは少数なのが良かった。
ロジャー・ムーアのボンドでは一番好き。最後のソ連のゴゴール将軍とのやり取りも良い。初めてロジャー・ムーアをカッコいいと思った。サッチャー首相が出てくるオチも良かった。