【キ印のテーマパーク】73
コロナ前に見そこねて、コロナ明けでやっと観賞。コロナ明けてないか。自粛明けだ。
怖いというより、とにかく気持ち悪いです。ヘレディタリーもそうだったけど、頭おかしい人ばかりがいる世界が緻密に構築されていて、全体としてそこで閉じて完結している。キ○ガイのテーマパークかよアリ・アスター映画。完成度高いし。
要は姥捨とマレビトの風習を持つカルト集団の真昼の盆踊り、みたいな話なんだけど、変な歌を歌ったり踊ったり急に黙ったりエグい恋のおまじないしてみたり、いちいちキモい。ヘタウママンガみたいな絵で先に全部解説してくれる作りでなかったら、全然わからなかったろうな。その点、ヘレディタリーより進化というか、親切というか。解説しなくてもわかる映画作ろうよと言いたい笑。
マレビト側が宿舎にしていた小屋のシーンはいつも子どもの泣き声がバックに聞こえてて、これまた神経を逆撫でします。食事のシーンですら危ないもん食わされそうで不気味。ブラッドイーグルとかネクロパンツとか、祭り以外の部分は言うに及ばず、もう最悪です。
おもってたほどグロくはないけど、結論として、スウェーデンのやつらはもちろん、スウェーデンに行くやつらも、みんなキモい。とにかく絶対にスウェーデンには行くまいと、私は心に決めました。なんだその結論。この前フィンランドには行ってみたいと思ったんだけどな。
