まめた

さすらいの人 オスカー・ワイルドのまめたのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

同性愛が今では受け入れられているが、1900年頃は罪になる。時代が違うと全然物の見方が変わる。同性愛の人は当時は秘密に愛しあっていたんだろうな。オスカーワイルドはたまたま見つかって投獄されてしまったんだろうか。自由恋愛が認められない世界で抑圧されて生きたことは同情した。つらかったろうなと思う。でも奥さんと子供がいたのはなぜだろう。世間体の結婚か。結婚途中から同性愛に目覚めたのか。世間体の結婚だったとしたら奥さんは災難だな。子供までいて身動きがとれなくなる。家に金があったからよかったがなかったら悲惨だな。
オスカーワイルドは数人の愛人がいて金を人から貰って生活する自堕落な生活をおくる。同性愛で罰せられたことは同情するが人としてはだらしがない。さすらいの人ではなく自由奔放、適当な人ではないか。しかし人望がありなぜか周りに人が集まってくる。人間らしい魅力のある人ではあるんだろうな。

話が悪いのか、見せ方が悪いのか、詳細を省きすぎてオスカーワイルドの周りの人間関係がわかりにくい。ストーリーは面白くはない。奔放に生きたオスカーワイルドが淡々と映っている映画だった。

主演の男性は自分の人生とオスカーワイルドの人生を重ねたんだろうか。演技は上手かったと思うが作品としてはあまりよくなかったな。
コリン・ファースは監督の友情出演なんだろうか。
ひげがめちゃくちゃ似合う。ワイルドになったな。
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