あさのひかり

幸福路のチーのあさのひかりのレビュー・感想・評価

幸福路のチー(2017年製作の映画)
4.5
台湾の政治的なこと、歴史的なことはピンと来なくて、後で調べなきゃなんだけど。主人公と世代近かったり、元夢見る少女が夢破れる話だったり、それでもなお幸せになりたいと思っていたり、良くも悪くもアジア人らしい個の境目がないみたいな家族のあり方だったり、色々と共感することいっぱいで「あ、これは私の物語でもある」って思える数少ない特別な作品だった。

あんな風にかわいいイメージ画像みたいな形で夢見て、願望が決まっていく子だったし、未だにそういうところあるし。そして、その通りにはいかないけど、自分で世界を見て、感じて、道を選んでいくしかないんだ。これもうまさに私の物語だ。
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