ピロシキ

ペイン・アンド・グローリーのピロシキのレビュー・感想・評価

3.8
巨匠の自伝的作品であると聞いて、ヘロインでキマるのはさすがにマズイだろうと心配になっていたが、やっぱりそのへんはちゃんとフィクションだったみたいで安心。

栄光の裏に痛みあり、痛みの裏に栄光あり。当事者にしか知り得ないその痛みの部分をここまで晒け出すのは、勇気が要ることだっただろうと思う。幼少期に遡って振り返る経験の数々と、それによって形成されたペドロ・アルモドバルというある人間の記録。綺麗な映画だった。
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