まりも

ペイン・アンド・グローリーのまりものレビュー・感想・評価

3.8
これは完全に監督の物語なのでしょう。自分は麻薬もやらないし、ペネロペみたいな活きの良い母親もいなかったけれどなんで泣いているのか。

老いは、あるものを失ったり痛みをともなう。しょっぱくて酸っぱい。自分を失う(と思える)事に近づいている恐さもある。

別離の悲しみより出会いや過ごした日々がたしかに存在している事にどうにか気づけたら、そこからね。
まりも

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