公開当時劇場に観に行ってそのままパンフレットを引っ掴んで帰り、読み込んですぐに2回目を観に行った時の興奮を思い出しました(^^)
何回も観なきゃ理解できない映画なんて駄作、という人とこれがガッツリハマる人で分かれそうな作品ではあるものの、私はやっぱり大好きです。
人類滅亡を防ぐために時間を利用して戦う。
今作も「時間」が大きなキーワードになってくるのですが、面白いと思ったのはよくあるタイムスリップのように特定の日時に一瞬で移動するという仕組みではなく、目的の時間まで遡るにはその分の時間を要するというところ。
例えば3日前に戻りたいなら、今の時点から3日間逆行し続けなければならない。
しかもその逆行をするにあたっての様々なルールやらその時の様子やら世界の見え方やらやら発想が本当に面白いです。
主となる話の流れの中で何度か進んでは戻るを繰り返す為、同じシーンを順行の視点、逆行の視点で2度3度見ることもある。
主要人物である4人が話のどの時点にいて、何の目的を持って逆行しているのか順行しているのかっていう時系列が分かると、色んな事がバチバチに繋がって見ていて気持ちがいい。
確かに難しいけど、せめてこの作品の中での時間の仕組みについてだけでも頭に入っていると分かりやすいんじゃないかと思います。
空港での爆発シーン、ジャンボジェットを買い取って実際に爆破させたというぶっ飛びっぷり。
リアル思考のノーラン監督らしいですがさすがに規模が凄すぎます。
ストーリーも十分面白いのですがやっぱり画力に圧倒される作品だったと思います。その旅客機のシーンは勿論、オペラハウスでのテロのシーンには冒頭からがっしり胸を掴まれました。
ラストは「これは素晴らしい友情の終わりだ」
というセリフに全米の名もなき男が、
始まったばかりだろうが!!!と涙するはず。
巷ではニール=マックス説もあるみたいですが、個人的にはそれは違うといいな〜と思っています。
エリザベスデビッキ様が本当にお美しいし、身長が高すぎてストレッチャーから御御足が飛び出ちゃってるシーンがちょっと好きです(^^)