念願のTENET!
おそらく大半の方が迷子になったであろう本作。私も序盤迷子で中盤から答え合わせ感覚でした。ので2回続けて鑑賞しました。
この映画でいう舞台装置は「回転ドア」
そのドアをくぐると時間が逆行する。
再び回転ドアに入ると通常の時間の流れへ戻れる。
物理法則が重力以外は反転する。
回転ドアを抜けた先の自分を観測してからでないと戻れないなどの制約があります。
前者は重力は時間に縛られないという昔から、昔からあるSFネタ、物理ネタ。
後者は逆行している自分が観測できないのは何らかのトラブルで逆行できないためでしょう。
よく研究したなー。って印象です。
あと演出面で言えば音響が不気味に聞こえたのですが、あれはきっとドップラー効果を模しているのですかね。
救急車とかが通り過ぎたときに音が低く聞こえるあれ。そうだとしたら、中々凝ってる。
「逆行」を物理面交えた演出でよく表現できている。