物語はシンプル
伝えたいことは難解…。
⚫︎概要
幼い頃病弱だった主人公。
両親がある宗教に勧められた万能水を体に塗ることで、元気になったことがきっかけでその宗教にどっぷりハマっていく。
その様子を見る親戚や姉。
中学生になってから、他所とは違うと感じながらも家族を大切に想う主人公。
しかし赴任してきたイケメン先生に両親の宗教的な儀式を目撃されたことがきっかけで主人公は…。
といった話。
⚫︎感想
最後に至るまで集中できた。
宗教2世の葛藤…だけじゃない。
終わり方には賛否両論あるだろうなとは、感じる。
慣れた人はそこから考察するだろう。
ラストが意味するものとは…と。
私もとりあえずした。
考えうるパターンは大きく分けて2パターン。ネタバレ考慮して総評のあとに言います!
⚫︎総評
劇的な進展がないのに、主人公の心情を想像させて見応えがある作品になってる。
⚫︎以外見た人用ネタバレ考察
ネタバレ表示にしないのは、レビュー見て少しでも鑑賞するかの参考にして頂けたらと思ってです!
以下は鑑賞された方に見て頂きたいです。
さて、主人公のその後についてですが
2パターン、、
・両親を信じて宗教に身を委ねる
・親や宗教からの離別
皆さんどう感じられました?
明らかに主人公は両親が信じるものへの不信感を終盤に至るまで抱いてました。
しかし、両親のことは信じていました。
そこ踏まえて、ラストの流れ星。
同じ景色を見ていても見えてたものは違う。そして私が1番引っかかったのは主人公が父に対して言う「風邪ひくよ」です。
万能水があれば風邪はひかないはずなのに…。
つまり私は主人公は親や宗教からの離別を選択するんじゃないかな…と考察します。
でも正直人それぞれ答えがあっていいとも思います。