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TENET テネットのboaaaaatのネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初日のIMAX、仕事終わりに間に合わない時間で諦めてたらわりとはやめに仕事終わって念のためチケット見たらそりゃもうさすがに完売してた。
ので普通の上映で見た。

わかったようなわかんないような話。ただ見てる間のおもしろさは異常。
けれんとふろしきひろげ! 
ベタかつ美しい友情!
すげー頭いい人が作ったばかみたいな映画(ほめてます)
逆回転を見た時に感じる原始的な面白さをめちゃくちゃ金かけてやってる。
あの時のあれって俺・私だったのか!の楽しさ。飛び込み・傷・やけに敵をあっさり逃したロバートパティンソン・お前は物語の一部であって主役ではない発言などの回収がすっきり。
未来ののび太がいっぱい過去にやってきて混乱するドラえもんの話みたいに、逆行組と通常組が入り乱れるシーンの謎の景気の良さ。わちゃわちゃしててわけわからんけど最高だなって感じ 
冒頭のテロシーンの音楽が足音みたいなドラミング?リズムでわくわくする。
全体的に悲しい思いをすることがなく見ながらにこにこしていた。
わりと最初の方にエントロピーって単語が出てきたときに、おおーけむに巻かれるのケムの第一波来たな!ってうれしくなってしまった。
ジョンデビットワシントンとロバートパティンソンのセンスよすぎ。おしゃれか!特にロバートパティンソンの首回りの意匠。
エリザベスデビッキはちょっと非人間的な美人って感じの役。なんか頭身すごくて細長いからか?長身だし。その彼女の最後の船上のがんばりは人間味出てていい。最後に傷ばばーんって見せたりして。
主役3人それぞれ本当に美形すぎ。
あとケネスブラナーはほんとにロシアマフィアっぽく見えてケネスブラナーじゃない別の俳優だと思っていた。そしてケネスブラナーの最終目的のわりとセンチメンタルさに、インターステラーを思い出した。
冷戦だ第三次大戦だ世界の終わりだっつって最終目的それ?!ってなるやつ。まー最終目的で世界は終わることに変わりはないけど。インターステラー見たときもいろいろ難しいこといって最終的に愛?!てなった気がする。
あと日焼け止め塗りかけで殺されるのやな死に姿だなと思ってたら最後ボートに足くくりつけられて牽引されてて死体の扱いもひどくてよかった。牽引はジョンデビットワシントンたちのシーンとの対比なんだろうけど。
こんなに頭もセンスも良い人が俺のようなばかが見てもおもしろい映画を作ってくれてありがとうという気持ち。
次IMAXで見よ。



2回目IMAXで見た追記
画面いっぱいに飛行機突っ込んできてたのし!けれん!て感じ。
あとニールに完落ち。中盤まだ素性が不明の状態だが頼れるやつだな?くらいのときの 君になら(殺されても)いいかな って台詞と、最後に去っていく時の決まりすぎなくらいのさわやか笑顔ではいはいもう好き!てなる。時かけの 未来で待ってる じゃん。むしろ2回目見たら名もなき男の影薄くなってて、あいつけっこう損な役まわりだなって感じになった。
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