ひよし

TENET テネットのひよしのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.0
ようやく秋が訪れ、久々の映画はテネット!
時間が逆行か退行して‥‥なんかPKディックの本にありそうな題材やな思いながら、ええ席取れへんかったらイヤやし珍しくケイタイでチケット確保して劇場に着いたら、朝一の時間のせいなんか思ったより入りが少なく、やっとの封切りで世間は騒いでんのか思てたけど、皆しんちゃんやドラえもんに並んではってんやね。
ダークナイトも日本ではそないに入らんかったようやし、職場でもテネットやノーランや言うても、‥‥え?みたいな疎外感やし。

ほんで感想はどやねん言われたらそらおもしろかってんけど、同時に大丈夫か?が映画のように頭の中で挟撃されました。
一回観ても分からん映画てどないやねんって正直思うけど、劇場案件は間違いないやろし、多かれ少なかれコロナ自粛の影響を受けたモヤモヤを晴らしに映画館に連れ出されるノーランの企みは讃えたいと思います。

核となるストーリーはメメント、インセプション同様そないに頭をひねるもんやないけど、時間軸と場面のつながり方に混乱し、大がかりなセットやアクションシーンには感嘆しました!
ワシントンも飄々として良かったし、頼りになるパティンソン、怖いブラナー、美しすぎるデビッキ、やはりのマイケル ケイン。しかしあの隊長がキックアスとは分からんかったわ。

まあ、ブルース リーみたいに考えるな、感じろ!言うてんねんから、一度は感じに行ってもええのでは。
ある程度、稼げたらまたワーナーも金を出すやろし、監督もよりユニークな映画を作ってくれはるでしょう⁉︎
ひよし

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