まずこの邦題や副題もどうかと思うけど、最初から最後までパラサイトのお姉さん、パク ソダムを堪能できました。
キャラ設定のドライビングテクニックはまあええとして、悪もん相手の立ち回りもそないに出来るん⁉︎とかは言いっこ無しで、陰ながら見守りました。
国道レベルのカーアクションはもちろん、『チェイサー』に出てくるような狭い道でのハンドルさばきも楽しませてもらった、と同時に到底、日本では出来ひんなぁと羨ましく思いました。
エゲツないシーンはそないやけど、痛いやんってのは相変わらずあるし、主人公の女の子が返り血を普通に浴びたり、警察がそんなんやったらどないもならへんやん、とか、脱北問題なんかも韓国映画らしく色々詰め込んではおんねんけど、伏線の回収がそんなに無かったり、あの人はもっと活躍せんのかい！とか、あの人は案外早い退場やないかい！とかは、パク ソダムをスクリーンの前にしたら、ペットのネコ同様におとなしくせざるを得ませんでした。
まあ、期待値があまり高くなければ楽しめるやろうし、ミッション車の人は迷惑にならない程度に劇場でペダル操作を行なって下さい。
