2020年24本目。
鬼才ノーランの最新作が、またもや全世界で賛否両論を巻き起こす。
自分は断然、賛!!超面白い。
"分からないこと"を楽しめとばかりに、150分の上映時間中何が起きてるのかほとんど理解できない。特に中盤のカーチェイス以降は軽く頭痛が起きるレベル。
観客を置いてけぼりにする作りにあえてしているのに、不快感を感じさせるどころか、ずっと楽しい。
宣伝等でお馴染みの飛行機大撃突のシーンは、そこまでやる必要性皆無といえどCGに頼らず実写で撮ってるだけの迫力に満ちている。
また、デイミアン・チャゼル同様にノーランもつくづくラストカットに力を入れる監督だと再確認。
アルゴリズムやらプルトニウムやら小難しいこと並べ立てていても、映画を通して本当に描きたいことがはっきりと分かるラストシーンにホッとした。
公開から散々述べられている通りニールが最高なのは言わずもがな、個人的にはノーラン組常連マイケル・ケインのキングスマン的使い方にハマった。
音楽も見事!