コロナ騒ぎ後初の映画鑑賞。
三密クソくらえの大盛況。
中小零細規模のイベントが三密を守りつつオンラインなど試行錯誤、工夫しているのになんだこれ、とこの世の不条理にモヤモヤしつつ上映開始。苦笑
初見のこの映画は、訳の分からなさを楽しむ映画だと思います。
でも脚本はオシャレ(だとなんとなく理解)。
ネタバレはしませんが、時間の逆行がテーマ。
過去作のインターステラーに似てます。でもインター〜より観客を置いてけぼりにします。
「エントロピーが減少する」
「陽電子は時をさかのぼる」
「時間の矢」
ね?
コンセプトだけでなく、映像でも観客の理解を置き去りにします。
銃弾が逆行?
飛行機暴走はどうやって撮ったの?まさか本物で撮った?
あの人がこの人で?
が、赤の部屋と青の部屋を出て以降はどうやって撮るとかのレベルではなく、もう笑うしかない。
軌道予測不可能のジェットコースターを楽しむ感じです。
二度三度と観たくなるこの作品は★4!
ノーラン監督に翻弄されたい人、ぜひ。
ちなみに、本作にもマイケル・ケイン(バッドマンの執事アルフレッド)が出ています。
ノーラン作品は彼が出るとニヤッとしてしまうのは僕だけでしょうか。笑