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空の青さを知る人よのtottsunのレビュー・感想・評価

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)
3.8
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「空の青さを知る人よ」
ミュージシャン志望で17歳の高校生・相生あおいは、両親を亡くして以来、恋人との上京を断念し親代わりに自分を育ててきた姉のあかねに負い目を感じていた。あるとき、あかねの元恋人で上京してから音信不通になっていた金室慎之介が、音楽祭のために町へ戻ってくる。同じころ、13年前の過去から時間を超えてきた18歳の慎之介・しんのがあおいの前に現れる。
「ハケンアニメ!」を見た今日だからこそ、見るべきは秩父が舞台のアニメだな!と思い鑑賞。
唯一見ていなかった超平和バスターズの作品。
たまたまだけど、あか姉の声も吉岡里帆だった。
予告を見た時にあんまりピンと来なかったからスルーしちゃってたんだけど、今日見るためにだったんだな。と思うと運命を感じる。
恋愛要素だけの話のように思えて、姉妹愛や成長物語でもあって…そういう描き方が丁寧なのが好感が持てる。
ファンタジー要素にはちょいと戸惑ったけど。
あんなにイケメン要素がいっぱいの高校生しんのが大人になって30過ぎて夢を捨てたとはいえ、めちゃくちゃ嫌なおじさんすぎてギャップに最初は凹んだ。
まぁ、だけど自分も30過ぎたからこそ…これが現実か。と思ったりもした。
秩父の友人から「あの花」を薦めてもらってから約7年。
それから夫婦で秩父を訪れるようになって、この春高砂ホルモン食べた時の自分達のテーブルが描かれてるシーンを見るなんて不思議。
最近は秩父が映るとなんとなくどこの映像なのか分かるようになったほど!
超平和バスターズの次回作も楽しみだな。
私的には☆☆☆.8かな。
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