旦那を殺した妻の目線というよりも
3人の子供たちの母としての完璧な強さに引き込まれる。
15年前の事件後、
突然戻ってきた母に対して、
曖昧で不安な感情が拭いきれない子供達に
お母さんが自分は素晴らしい人間なんかじゃない事を不器用に表現するところ、
多分、他の女優さんではダメだと思った。
田中裕子の凄まじさに苦しくなる。
そんでもって、佐藤健に対して今までなんの感情もなかったけど、
この度の佐藤健、凄い、良い!
まぢでムカつけて
まじで泣かしてくれる。
キャスト最高だったな。
そして、何度かこの映画の真髄に気がつく
シーンがあるんだけど
都度その表現方法にハッとさせられて胸が苦しくなる。
自分にとっては特別な夜でも、
人からしたらただの夜、
このセリフは
田中裕子の演じるこはるだからこそ響く。
本当に良かった。絶対みるべきだー!