びびし

オペラ座 血の喝采 完全版のびびしのネタバレレビュー・内容・結末

オペラ座 血の喝采 完全版(1988年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

映画でしか味わえない映像体験、
アルジェントにしか作れない映画、

この映像体験、味わった事の無い方は是非、U-NEXTで観れますよ、

オープニング、素晴らしい映像美!ワクワクする、

序盤、オペラ劇場が舞台!不穏な空気も流れてきていい感じになってきた、

中盤、ジャーロの真骨頂!このねっとり感がたまらない、いよいよ緊迫して来た、

終盤、なんか無茶苦茶になって来た!アルジェントっぽいなぁ、

ラスト、...ファンタジー?

鑑賞後、私は一体何を観せさせられていたのか...

オペラがテーマの映画なので曲も相まって世界観や映像美に目を奪われる、なのに殺人シーンになるとヘビメタが流れる、アルジェントにしか出来ない力技、でもラストの草原の追いかけっこでメタルが流れたらタモリ倶楽部の空耳アワーのVTRなんよ、

アルジェントは主演女優にアイドルの様な女性を起用する、オーディションに命を賭けてそう、趣味全開、今回の主演の方はラフな格好もドレスも似合う素晴らしい俳優だった、特に中盤のカーゴパンツにシャツ、スニーカーの格好はジャーロっぽく無くて良かった、

兎にも角にも全てにおいて過剰演出が凄い、過剰を超えた過過剰、犯人視点映像に脳みそのアップ、不必要なまでのズーム、赤や青のライティング...思いついた事全部やってそう、その代わりにストーリーの整合性は捨てた!

あの鍵穴を覗くシーンは歴史に残るレベルの映像、
びびし

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