らーらーらーらんらららーらーららららららんらんらんらんらーらんらららーらららー
マグロも必ず1日に1回は口づさんでしまう超絶中毒ソングであるらーらーらーの歌でお馴染みの傑作ジャッロ。
深夜、音楽家の主人公は外で友人と話していたところ、マンションの窓から殺人事件を目撃してしまう。
彼は事件に興味を持ち、探偵ごっこを始めるが事件は謎のまま連続殺人へと発展してしまう…。
二転三転する見事なプロット、殺人シーンの鮮烈な美しさ、クセの強すぎる音楽を使いこなす天才的演出力、シリアスな展開の中にコミカルなギャグを入れ込む緩急の付け方、すべてにおいて完璧。
特にこの緩急の付け方はアルジェントにしか出来ない間だと思います。凡百の監督であれば不要と切り捨てるやりとりを入れてしまうこのセンス。
ちなみにそのへんのゆるいやりとりは劇場公開版では不要と切り捨てられていました。誰だよ編集したやつ。
個人的に一番好きなシーンは主人公とヒロインの腕相撲勝負です。
