第72回カンヌ国際映画祭、パルム・ドール受賞作品。
半地下に住む貧乏一家が、金持ち家族に取り入ってどんどん寄生していくがそのうち事態はあり得ない方向へ…
よく考えられたストーリーだった。
徐々に家族を侵食していく前半はコミカルで、金持ちの奥さんが簡単に騙されていくのはアホすぎて面白い。
後半は一転、スリリングで予想不可能な展開になっていく。
コミカルな中に圧倒的な格差の風刺が含まれており、特に"匂い"はなんとも物悲しいものがある。
また、韓国人にとっての地下とはそういう意味があるのかと勉強にもなった。
コミカルでありスリリングでありシニカルであり、バイオレンス。とても見やすい作品なので、映画ファンは必見な作品だと思います。
機内で早めに見られてよかった!
教訓:根本的な原因をなくして、とりあえず計画をしよう。