半地下で生活する一家が坂の上の富裕層一家に家庭教師、運転手、家政婦になりすまして入り込む。
それぞれがただ貧困から抜け出し、普通の生活さえ出来ればと思っていたはずが、間近にみた富裕層の生活とは…
富裕層に寄生して生活する貧困層たち。
感謝して、神の如く崇めるものもいれば、何故こんなにもゴミの如く扱われ、富裕層の意のままに振り回されなければならないのかと人としての尊厳に目覚めていくもの。
コメディかつサスペンス、社会派と見せかけて家族愛に震える。
様々な要素が絡み合って想像を絶する結末。
ジャンルが決められない不思議な映画でした。