このレビューはネタバレを含みます
健忘録
おめでと〜〜
ポンジュノ〜〜〜〜！
って今更かよw
最近文章書くのが面倒でシネ投稿サボりがちだけど、せっかくのオスカーだもの、備忘録として。
パラサイト 半地下の家族
物語は、
貧困問題・経済格差といった社会問題ベース。
うん …すごかった〜
笑いと恐怖の緩急たるや
リズム感良すぎかよ。
(テンポ感じゃないの！リズム感なの！w)
それでいて、キャラクターの心理描写をきっちり表現するもんだから…
度肝を抜かれましたねぇ。
いちいち丁寧で緻密、
細部に渡って抜かりなし。
そして
ラストの衝撃波…
くらってしばらく動けなかったよ。
観てから少し日を置いて振り返ると、
こうやって冷静に分析(？)できるんだけど、
観てる最中は、
もう感情が動きっぱなしで無我夢中。
思わず目を瞑りたくなるようなシーンも、
心の目は全開！みたいなね。
貧困てのは
単に経済的な貧しさだけではなくて。
社会的不利が生む
偏見とか劣等意識とか教育的問題とか
いろんなことで人の精神を巣食うんだよね。
働く“価値”
お金の“価値”
自分の存在“価値”
生きる“価値”
疑う揺らぐ価値観。
負のループ。
でもそれが現実。
実際にあるtrue storyなんだよね。
オスカーの授賞式後に、外国語初のオスカー授賞についてどう思うかとインタビューされたポンジュノ監督が、
「もうじき、そんなことを聞かれない世の中になると思います」
と答えていたのがとても印象的だった。
しっかり問題提起しつつも、
エンタメとしてストーリー展開を存分に楽しめる。
とっても映画らしい映画でした。
ブラボー！
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