カメラを止めるな!の時に倣って、事前の情報をシャットアウトして鑑賞。
うーーん…
なんとか観客を驚かそうと伏線を張るために、3人が寄って文殊の知恵をひねり出そうとした印象。
伏線の張り方があまりにも安っぽかったり、
状況設定が思いつきまるだしだったりで、
なかなかグッタリ。
鍵を開けて真っ暗な玄関に灯りをつけて、
部屋のドアを開けるとお母さんが台所で食事の準備をしている。
…っていう、後から考えると現実と想像のミスリードを誘う演出をしてたりと、キラリと光る部分が無いわけではないけど、とにかく今回は伏線の張り方と回収した後のカタルシスが無さすぎた。
エンドロール後の亀も「おっ!」とは思ったけど、『亀はしっかり生きててゴールに向かって歩みを止めないっていう画を入れてタイトル回収しましょう!』っていう企画会議が透けて見えて鑑賞後の気持ちがスッキリしない。
「カメラを止めるな!」の時は、知人たちに『内容は言えないけど、とにかく何も調べずに見てみて!』って勧めまくったけど今回はここに書くだけにしときます。
もう上田監督は次回作の「スペシャルアクターズ」公開も決定しているらしいので、あと1回ぐらいは情報シャットアウトして観に行ってみるか…