コンテナ店子

新感染半島 ファイナル・ステージのコンテナ店子のレビュー・感想・評価

3.0
前作からキャラクターが一新されて、アクションも規模が大きくなっていましたが、バトルはスピード感がありましたし主要キャラクターでも負けることがあるなど面白い所はちゃんと継承していたので、1つの作品としての違和感はそこまでなかったです。

規模が大きくなりましたが、それによって色んな新しい戦法が産まれててよかったです。特に人同士の大規模なカーチェイスが1度ありましたが、人間がゾンビを利用して相手を攻撃したり逆に彼らの習性を利用して回避したりなど、見ていて驚かされるようなことがあったり廃墟の中でもシチュエーションが変化していって、スピード感がよりアップしていました。

感動的なシーンもけっこう良くなっていたと思います。前作とちゃんと変えていたというか、ただ頑張って生きようとしてたキャラクターが死ぬだけじゃなくて、そこから発展している部分もあったので、続編作品としての意味もちゃんとあったと言えるでしょう。

上の方でも言った通りアクションが良かったとは思いますが、その撮影が微妙でした。近すぎたり遠すぎたりして誰がどこにいるのかわからなくことがちょいちょいあって、それを確認するためにちょっと気持ちが離れてしまうことがありました。

人間ドラマは筋道だっていましたし、場所が狭かった前回に比べて規模が大きくなっていましたがスピード感にあふれていたので、戦いを見ていてハラハラさせられましたし、前に出て来た物がけっこう意外な形で出て来てびっくりしたりすることがありました。前作が好きだった人はけっこう好きになれると思います。
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