さいとう

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのさいとうのレビュー・感想・評価

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青春映画ってなんでこんなにも幸せな気分になれるんでしょう!

主人公はいわゆる“高校生”らしいことを全部犠牲にして、いい大学に合格する。
けど、蓋を取ってみれば自分が目の敵にしてた“遊びまくってた人達“もちゃっかり受かっていて…
いやーーーーこの「え、自分がやってたことって何だったの…?」の気持ちがめちゃくちゃわかる笑

本当は他人がどうとかどうでもよくて、自分の結果に納得できればそれでいい。頭では分かっていても、どうしてもモヤモヤしちゃう、結局自分は一生彼らには敵わないんじゃないかみたいな焦り。
ある意味での自信のなさ、焦燥感、弱さ、全部ひっくるめて自分を認めてくれる友達がいるって最高よな。

ラストシーンが2人を表してるようで1番好き。

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成績優秀な優等生であるモリーとエイミーは、進学先も決まり、あとは卒業を控えるだけ。優等生として周りからは嫌煙されてきたが、彼女達も彼らを遠ざけてきた。しかし、ひょんなことから、モリーにとって衝撃的な事実が分かり、2人は一夜で経験してこなかった“高校生活“を取り戻そうと奮闘する。