京都。
テーラーを営む曽根俊也(星野源)は父の遺品からカセットテープと手帳を見つける。
カセットテープには子供の時の自分の声が録音されており、それは昭和最大の未解決事件の製菓企業脅迫事件で使われたものだった。
罪悪感に苛まれた曽根俊也は父はどのくらい事件に関わっているのか、調べていく…
一方、同じ事件を新聞記者の阿久津(小栗旬)は追っていたが、カセットテープの声の子である曽根俊也に辿り着いた時、一気に事件の真相にむけてうごきだす。
本当にあったグリコ森永事件を題材にした映画。
自分が子供の頃は三億円事件とグリコ森永事件の憶測を伝えるテレビ番組をよく見た記憶がある。
自分も当時同じくらいの子供が事件に関わっているということに衝撃を受けた。
真相はわからないけれど一つの可能性を示したフィクションとして楽しめた。
この事件だけでなく未解決の事件に関わった人たちの人生はどんなものなのか気になる。